水道水の残留塩素を下げる。
日本の水道水は世界に誇れるほど安全なものです。しかしながら、一方でいくら安全とは言え、水道水のみを飲み続けると、塩素などの原因物質が酵素の力を落としてしまい、30%くらいしか栄養吸収ができなくなるとの実験結果があるそうです。これではエネルギーが不足するばかりか、体の免疫力を低下させ、病気にもかかりやすくなります。
残留塩素に対する試験は、日本食品分析センターに委託して、次のように行いました。
試験区:
①貴陽石セラミックボールをステンレス容器に25g入れたものの浸漬水
②対照水(水道水)
試験の概略:
①の浸漬水は、500mℓ容のペットボトルに検体をいれ、水道水(東京都多摩市)を満たし、塩素が揮発しないように蓋をして密閉状態にした。その後大きく10回振とう処理したものを恒温器(22℃±1℃)で静置し、6及び12時間後に残留塩素を測定した。②の対照水は検体を入れずに同様の処置で実施した。
結果について、24時間後には対照水が0.27mg/リットルに対し浸漬水は0.10mg/リットルと63%低下しました。貴陽石は水道水の残留塩素を下げる効果があります。
浸漬水 | 対照水 (水道水) |
|
保存開始前 | 0.36mg/L | 0.36mg/L |
6時間後 | 0.20mg/L | 0.33mg/L |
24時間後 | 0.10mg/L | 0.27mg/L |