ミネラルスターの芝生管理・芝生造成に対する効果事例
ミネラル豊富な天然鉱物と太古の植物に由来した天然腐植を加え、「自然農法」や「自然栽培」(有機JAS規格適合性評価済み)に対応した粒状の土壌改良材です。その主原料は、群馬長石 御座入鉱山の約6500万年前の地層を露天掘り採掘して、粉砕したものを使用しています。
ここでは、ミネラルスターの芝生管理・芝生造成に対する効果事例をご紹介します。
ミネラルスターの芝生管理に対する効果事例
試験期間
平成28年5月3日~平成29年3月8日
試験場所
千葉県成田市Nゴルフ場試験圃場(A社芝草研究所への委託試験)
供試芝種
ペンクロスベントグラス
試験区の設定
①区:ミネラルスター(MS)100g/㎡散布区(5/3・7/5・9/4の計3回散布)
②区:慣行区
※①区の面積1m×3.5m=3.5㎡、②区の面積1m×3m=3㎡
調査項目
1)月1回刈取り量と根長
2)翌年初春3/8の発根状況
試験結果
(1)刈取り量と根長について、ミネラルスター(MS)区は慣行区と比較して、刈取り量・根長共に優って推移した。
(2)翌年初春3/8の発根状況:芝草の初春の生育は前年度の貯蔵養分で伸びる。
ミネラルスター区は慣行区と比較して細根が多く発達しており、生育を良好にしていた。
ミネラルスターの芝生造成に対する効果事例
試験期間 / 場所
平成29年5月15日~平成29年11月24日 / 千葉県白井市
供試芝種と由来
ペンクロスベントグラス(千葉県Nゴルフ場試験圃場から5/12抜き取り品(10×3㎝)を各試験区組成の床土に植栽した)
試験区の設定
各区1連、5千分の1アール(200㎠・内の高さ20㎝)のワグネルポット使用(深さ15~20㎝に鉢底石を敷き詰め、その上の深さ1~15㎝に各区供試材を投入)。砂はゴルフ場で使用されている2種(A県産とG県産)を用いた。
成分 / 区 | ①区 | ②区 | ③区 | ④区 |
A県砂 | 95% | ー | 90% | ー |
G県砂 | ー | 95% | ー | 90% |
堆肥 | 5% | 5% | 5% | 5% |
ミネラルスター | ー | ー | 5% | 5% |
栽培管理
液肥施用、粒肥施用、刈込、適時実施。農薬散布なし。目砂施用は6/18と8/25に床土使用砂と同じものを各区100ml/ポット(0.5㎜厚)。
試験結果
(1)表面の推移
ミネラルスター混合区は全期間、明らかな生育促進効果を示した。
ベントグラスの生育が衰退する夏場も、ミネラルスターによって生育が維持された。
(2)最終日11月24日の使用砂2種ごとの混合区・無混合区表面
A県砂、G県砂共に期間中ミネラルスター区の生育が優って推移した。
(3)最終日11月24日の使用砂2種ごとの混合区・無混合区茎根の生長比較
茎根の生育量(11月24日水洗品の風乾重)
※MSはミネラルスター